
令和5年の秋のお彼岸はいつ?
秋のお彼岸は秋分の日が9月23日(金)なのでその日を中日とし、前後で7日間
令和5年の秋のお彼岸は9月20日(火)から9月26日(月)までになります。
・彼岸の入りが9月20日(火)です→お仏壇やお墓のお掃除も念入りに、御供を始める
・中日は春分の日の9月23日(金)です→主にお寺などでの法要やお墓参りをしたします
・彼岸明けは9月26日(月)です→御供え物を下げて食べるものはいただきましょう
令和5年の春のお彼岸はいつ?
春のお彼岸は春分の日が3月21日(火)なのでその日を中日とし、前後で7日間
令和5年春のお彼岸は3月18日(金)から3月24日(木)までになります。
・彼岸の入りが3月18日(土)です→お仏壇のお掃除も念入りに、御供を始める
・中日は春分の日の3月21日(火)です→主にお寺などでの法要やお墓参りをしたします
・彼岸明けは3月24日(金)です→御供え物を下げて食べるものはいただきましょう
そもそもお彼岸とは?
暑さ寒さも彼岸まで、冬の寒さも、夏の暑さもこの日を境に季節が変わるという事を昔から言ってきました
いつになったらこの寒さから、温かい春の日差しがやってくるのだろうと思っていると、
気が付けば花がチラホラ咲きだし、木々の芽が膨らむ、花粉症も…そうですお彼岸が近づくと変化が起こります。
子供たちは卒業のシーズンにもなります。
冨士屋製菓本舗の事務所前のアーモンドの木が2本、ちょうどこの時期に満開になります。
桜よりも早く大きなピンク色の花が咲くので、楽しみにされている方はお彼岸の時期も花を見て「お彼岸やね~」とお話されています
アーモンドの花については開花速報をブログにてお知らせさせていただいています
↓
また秋のお彼岸の頃は暑さも朝晩は少しずつやわらぎ、秋らしい澄んだ空が広がる仲秋(9月8日ごろから10月7日ごろまで)。これらの言葉は今の季節によくお手紙の書き出しの挨拶文として使いますね。ちなみに2023年の仲秋の名月は9月29日金曜日だそうです。
古代より日本では、太陽が真東から昇り真西に沈む「春分」と「秋分」の日に、西方彼方(さいほうかなた)にあると信じられてきたお浄土に思いをはせて寺院では法要が営まれます。「彼岸」とは仏道修行に功徳により、苦しみと迷いの「此の岸」(この世)から煩悩(色んな欲)を離れた悟りの「彼の岸」に渡ることを意味するそうです。
ご先祖様や会えなくなった人や動物たちに自らを近く寄せる事ができ、感じることができる
そして供養をしてさし上げ、自らも苦しみの無い安らぎの境地に至る事ができるとされています。
お彼岸とお盆の違い
お彼岸とは前述でのべましたように、日本古来のもので自らを極楽浄土に寄せていく事ができる時期
お盆はあの世から、この世に戻ってこられる時期とされています。
どちらもご先祖供養なのですが、こちらから近づいていける供養と、彼方から戻ってきてくださる供養は少し意味合いが違うように思われます。 楽しかった思い出、してさし上げる事ができなかったことなどを思い出し祈りを運ぶことも大切な供養となると思います。
お盆のお話はこちらで↓
お彼岸には何をする?
お墓参りをし、お花、お線香、燈明をお供えする。お仏壇は念入りにお磨きをしお菓子や果物も御供します。亡くなった方へ御供え物をする習慣は、その方へ思いを寄せるという事で、よくお彼岸にお供えする物ので有名な和菓子がありますね!

秋のお彼岸の御供え物としておはぎをするようになった理由は諸説ありますが、そのひとつとして、小豆(あずき)の赤は邪気を払う効果があると言われています。
さらに、昔は貴重であった砂糖を使うおはぎをご先祖様にお供えすることで、感謝の気持ちを伝えることに繋がるようです。
豆菓子の御供もそれらの要素を含んでいるのではないでしょうか?

ぼたもちとおはぎの違い
ぼたもちとおはぎは同じ物ですが、それぞれの季節に咲く花によって名称が変わったという説です。 春に花が咲く「牡丹(ぼたん)」から、春食べるものは「ぼたもち」、秋に花が咲く「萩(はぎ)」から、秋食べるものは「おはぎ」となったという説です。秋のお彼岸の時に、田んぼのあぜ道などに咲く真っ赤な花「彼岸花(ひがんばな)」「曼殊沙華(まんじゅしゃげ)」とも呼ばれています。


また、春のぼたもちは秋に収穫した小豆(あずき)を使用する為、皮が硬くなっていることが多くこしあんにし、秋のおはぎは収穫したての小豆(あずき)を使用する為、皮が柔らかく美味しいのでつぶあんにするそうです。
小豆も大豆もピーナッツ(落花生)も収穫の秋が時期ですね。


お供え物に喜ばれるギフトについて
お供え物をお送りするおすすめの時期
春のお彼岸3月21日では3月19日~20日にお送りをお勧めします
秋のお彼岸9月23日では9月17日~19日にお送りをお勧めします
この日程をお勧めする理由としまして、お彼岸の中日にお仏壇にお寺さんが来られ、お参りをされるご家庭も多いからです。
もちろん、お彼岸の日の前後であればいつでも良いのですが、そこはお気持ちだと思います。
豆菓子ギフトのおすすめ
大豆、ピーナッツ(落花生)、カシューナッツ、アーモンドをつかった冨士屋製菓本舗 楽豆屋の豆菓子は賞味期限が長い(製造日より120日)ので、急いでお召し上がりいただかなくても大丈夫です。勿論早く食べていただく方が美味しいですけれど!また、小豆だけでなく豆は古来より厄除けに用いられましたその証拠に一番身近な行事が節分の豆まきです。そんな豆を使った豆菓子を小分けにしたギフトセットですから、贈り先の方が少人数の家族であっても、子さんがいらっしゃってもみんなで長寿を願いながら召し上がっていただけます。平素に買って食べる豆菓子よりも少し高級な味わいも喜んで頂いています。
ギフトは季節限定などもございます
お彼岸の御供の熨斗紙について

外熨斗(包装紙の外)または内熨斗(包装紙の中)を悩まれますが、決め方はこんな感じでいかがでしょうか
・複数人でお参りをされそれぞれ御供え物が異なる時→外熨斗
・郵送で御供え物をおくられる時→内熨斗
・親戚が多く同じ名前の時→フルネーム
基本的な考え方として、ご霊前(お仏壇前)に御供をされているものが、誰からのものなのかわかるようにとういう意味合いが熨斗にはございます。
お彼岸の御供のお返し
お彼岸の御供を頂いたお返しについてですが、ご訪問頂ける事が分かっている場合は、お返しをご用意された方が良いと思います
熨斗は「黄白」地方によっては「黒白」「双銀」になります。関西は「黄白」がほとんどです。
表書きは「粗供養」「志」「粗品」でされると良いでしょう。
大袈裟なお返しよりも、ちょっとしたプチギフトが相手に気を使わせなくて済みます。
和菓子をお供えする人々の気持ち
古来から伝わってきた小豆を使う和菓子には、お百姓さんの心がしっかりと残っているんですね。
今、美味しいものをまずご先祖様にお供えするという大切な行事のお彼岸は、子供たちの世代にも受け継がれていきますように。
ちなみに、楽豆屋の豆菓子ではこんなのがありますよ
・小豆の豆菓子→サクサク小豆抹茶風味・和三盆小豆アールグレイ風味
・赤い系の豆菓子→雀の玉子・梅っぴー・えびぽりっぽり・唐辛子カシュー
