3代目社長のホークス日記 vol. 8

ホークス2021年の展望 ( 野手編 )

いよいよ2021年の開幕が、あと10日あまりとなってきました。 オープン戦もこれから終盤戦、開幕へ向けて最終調整段階にはいってきましたね。

キャンプ前に今季の展望(投手編)を書いてみましたが、私の一押し、笠谷俊介投手が順調な仕上がりで、ローテ入りが確実視されているようです。 「崖っぷち投手」にあげた武田翔太投手が、好調で、今のところ(3月13日現在)、2試合に登板して、対打者33人に対して被安打3、自責点0と、彼の魔球、カーブの制球力がよみがえったようで、今年は先発ローテ復活の予感ありです。

もう一人の若手、杉山一樹投手も自慢の速球で、グイグイ押しているようですが、もう少し制球がまとまって与四死球が減れば、充分にローテ入りが狙えるのではないでしょうか。

心配は、エース千賀投手のふくらはぎの不調ですが、開幕ローテは無理のようなので、まず春先は無理せずにしっかり調整して、GW前あたりから全快で戻ってきてほしいです。

そろそろ、ポスト松田の若手の台頭を期待

さて、2021年野手編の展望、期待の選手ですが、

やはり、年齢的には、サード松田選手の次の世代を育てたいところですが、キャンプからオープン戦とまだまだマッチが元気で今ところ、彼のポジションを脅かす若手は見当たらないようです。 私は、リチャード(砂川リチャード)選手に期待したいところですが、残念ながら、オープン戦では8打数1安打とまだまだ1軍の壁に阻まれているようです。

熾烈な外野手定位置争い

基本、4連覇中でブ厚い選手層のホークス野手陣には、空枠のあるポジションは少ない。

特に外野陣は、グラシアル、ギータ(ケガで只今調整中)が不動なら、残りは1枠だけで、そこに、ベテラン長谷川、20年ブレイクの栗原、復活を狙う上林、すでに中堅真砂や柳町などが、残り枠を争うハイレベルなポジション争いが今年も展開されそうです。

その中でも、上林誠知が好調をキープし、本塁打2本を含む25打数8安打、打率0.320(3月12日現在)で復活を猛アピール中。

そうすれば、昨年ブレイクの栗原をどう使うのか? サードで使ってみたりと色々チームとしても試行錯誤を試しているようです。

第2捕手の成長が、地味ながらV5連覇のキーマン

20年シーズンで、不動の正捕手に成長した甲斐捕手、オープン戦でも打撃も好調で、ホークスの不動のキャッチャー「背番号19」が継承されていくのが、旧南海ファンの私としてはとても微笑ましいです。

それでも、かつてのような激しいクロスプレーは減ったとは言え、捕手は過酷なポジションなので、控え捕手の存在が連覇には重要な要素だと思います。

そんな中で、今年は、2年目の海野捕手に注目したいと思います。 オープン戦でも武田投手とのいいコンビを発揮してくれました。

選手層の厚いホークスで、野手のレギュラー奪取はなかなか容易ではないでしょう。

それでも、松田、中村晃、長谷川、明石、川島、高谷など中堅からベテランも多いチーム事情で、連覇を継続するには、やはり新旧交代が不可欠だと思います。 それでも、育成から這い上がった、甲斐捕手や、周東選手の例もあるので、ぜひ、若手には少ないチャンスをものにしてベテラン勢を追いやってほしいところです。

今年は予定通りに開幕を願う3代目社長

去年の今頃は、改革延期が発表され、いつ始まるかも見通せない状態でした。 そして、6月終わりに無観客で開幕となりました。 まだまだ感染の終息が予断を許さない中で、今年は、予定通り3月26日に開幕しそうです。 そして、開幕2カード目にには早々にホークスが京セラドームに来ます。 今から、ワクワクです。



この記事を書いた人

豆菓子屋の3代目の社長

豆菓子屋の3代目にして、無類の野球好き、主に地元の京セラドーム大阪で、福岡ソフトバンクホークス戦を熱烈観戦