ホークス日記(22年戦力分析・野手編) vol. 16

藤本新生ホークス1年目 2022年の戦力分析 ( 野手編 )

球春到来 祝 2022年のプロ野球開幕

2022年3月25日、今年も球春到来、ペイペイドームに満員の観衆と大歓声が戻ってきました。(皆さん、マスクはしてますけど・・)

20年、21年シーズンは、入場制限や無観客試合があったので、3年ぶりの満員の観客の中での試合でした。 やっぱり、選手も観客も満員でないと雰囲気でませんよね?

藤本新監督の初陣、そして、対戦相手も新監督で話題満載のBIG BOSS ことファイターズの新庄監督との新監督対決でした。

まずは、就任以来色々なパフォーマンスで話題を提供し続けてくれたBIG BOSS が開幕試合でどんな登場をしてくれるのか、注目してましたが、さすがにやってくれましたね。

オープニングセレモニーでのド派手な登場でしたが、これはさすがに、ホークス側もかなり持ち上げてた感じでしたね。

それに引き換え、藤本監督のなんと地味な登場とは、対照的でした。

演出とは言え、たぶん、藤本監督もかなりやりにくかったのでは? 監督もどんな表情していいのか分からずに、それを隠す為にマスクをしていたのかな?と意地悪くみてしまいます。

さて、去年苦しんだ打線は、今シーズンはどんなつながりをみせてくれるのでしょうか?

開幕3連戦を観て、勝手に考察してみたいと思います。

開幕出場選手登録に残ったメンバーは?

春季キャンプ、オープン戦から、ベテランにも若手にも競争を煽った藤本監督、オープン戦も色々な若手を使いながら、開幕一軍メンバーを探っていたのでしょう。

そんなサバイバル競争の中で、開幕出場登録に残った若手野手は、リチャード選手野村大樹選手、ルーキー野村勇選手、佐藤直樹選手の4選手だけでした。

彼らが、今季1軍で定着できるのか? 試合で活躍できるのか? まだまだスタメン定着には力不足かもしれませんが、ホークス打線の底上げには不可欠の若手でしょう。

藤本監督が、キーポジションにあげる「三塁」「遊撃」「中堅」のポジションにどんな起用をみせるのか、ベテランと若手の使い分けが手腕の見せ所になりそうです。

クリーンアップの固定で、打「点」が打「線」に・・。

昨年、グラシアル選手が長期離脱し、やはりクリーンアップに厚みが薄れる中で苦しんだ中軸打線、今年は、3番ギータ選手、4番グラシアル選手、5番栗原選手で固定できそうで頼もしい限りです。 1番も三森選手で、ラストバッター甲斐捕手は、今のところ固定できそうです。 去年は、打線と言うより、打「点」と言う感じで、つながりがなかったように思います。 やはり、1番からクリーンアップへの上位打線を固定できれば、得点力が格段にアップされるのは間違いないと思います。

キーポジションの「中堅」と「三遊間」は、誰に?

開幕3試合をみる限り、藤本監督が、キーポジションの挙げる「中堅」(センター)のスタメンは、初戦上林選手、2戦目佐藤直樹選手、3戦目牧原選手と、3戦共変えてきており、まだ各選手の調子を見極めている感じのようです。

新外国人でスイッチヒッターのガルビス内野手の起用法は如何に? 
実績あるけど故障がちな今宮選手との併用になるんでしょうか?

開幕戦で、今宮選手との交代で途中出場の新外国人のガルビス選手、8回裏に劇的な逆転満塁弾を放って、いきなりお立ち台でヒーローインタビューのド派手なデビューをしてくました。 でもそのあとの2戦目、3戦目は、ヒットなしと、これからの対応力は実際どうなんでしょうか?

今の段階で、すぐに結果を求めるには酷な気もしますが、デビューが鮮烈なだけに否が応でも期待は高まって行きそうです。

スイッチヒッターのガルビス選手が、2番で起用できれば、これは超攻撃的なオーダーになりそうです。

去年のバファローズの躍進を観ても分かるように、シーズン序盤は、センターラインを中々、固定できませんでしたが、交流戦あたりから、センター福田、ショート紅林、そして、打つ方では、1番福田、2番宗とポジションとオーダーがしっかり固定されたことで、優勝もつながったと思いますので、やはり、センターラインと1、2番の組み合わせは特にキーポンとになりそうです。

開幕カードは、(今年も)幸先よい3連勝

開幕を前に、BIG BOSS は「この3連戦は、遊びます」とコメントし、話題を提供した新庄監督、3連戦も小刻みな継投をみせてくれました。

BIG BOSSの変幻自在な投手起用を、22年のホークス打線がしっかり打ち返した3連戦で、見事な3連勝をかざってくれました。

初采配の藤本監督の印象は、結構、色々仕掛けてくると言う印象です。

4月の京セラ初参戦が待ち遠しい3代目社長

幸先よい3連勝で、いよいよシーズン本番、4月19日からの京セラドーム今季初の3連戦がますます楽しみになってきました。

次回は、京セラドームの観戦記をお届けしたいと思っています。

今回も、ご一読ありがとうございました。



この記事を書いた人

豆菓子屋の3代目の社長

豆菓子屋の3代目にして、無類の野球好き、主に地元の京セラドーム大阪で、福岡ソフトバンクホークス戦を熱烈観戦