3代目社長のホークス日記 vol. 7

ホークス2021年の展望 ( 投手編 )

プロ野球ファンにとっての「あけましておめでとうございます」は、毎年2月1日のキャンプインですが、今年は、残念ながら、コロナ感染拡大防止の為に、宮崎での春季キャンプは、無観客での実施が発表されました。

宮崎県は、ホークスやジャイアンツの他、全部で6球団がキャンプを実施しています。 その経済効果は、絶大で、特に、ホークスの人気は今や、ジャイアンツをしのぐほどの人気ぶりで、キャンプ視察を毎年楽しみにしている熱心なファンにはとても残念なニュースでした。

このままでは、オープン戦も無観客の可能性もありますが、今は、我慢して、今年は開幕もスケジュール通り、そして、試合数も例年通りに、交流戦やオールスターゲームも実施してもらいたいものです。

20年の日本シリーズの現地観戦記以降、ホークス日記を更新せずに年越しをしましたので、今回は、21年シーズンの展望を僕なりに語ってみたいと思います。

21年最大の補強は、小久保ヘッドコーチの就任

ホークス4年連続日本一達成の興奮冷めやらぬうちに、12月3日、新しく小久保裕紀氏のヘッドコーチ就任が発表され、就任会見が行われました

ホークス4年連続日本一達成の興奮冷めやらぬうちに、12月3日、新しく小久保裕紀氏のヘッドコーチ就任が発表され、就任会見が行われました。

ミスターホークスのホークス復帰を、多くの福岡の、全国のホークスファンが待ち望んでいたことと思います。 

侍ジャパン監督の退任後、なんとなく宙ぶらりんとなっていた小久保氏の去就がハッキリしたことで、これでポスト工藤の次期、ホークス監督への道が大きく開けてきたと、小久保ファンの僕としては、師走のサプライズ・ニュースでした。

思えば、2012年の引退の年、10月5日の京セラドーム最後の打席、7回に代打で登場した小久保選手を観たときは、「これで、小久保も選手として見納めか? 彼も色々苦労したよな? 
絶対、またホークスのユニフォームを着て、帰ってきてほしいよな。」と思いながら、大阪では最後のセカンドライナーを見届けたのを思い出しました。

21年のV5目指して、そして更なる連覇を目指すホークスとしては、

王監督 ⇒ 秋山前監督 ⇒ 現工藤監督 ⇒ 小久保次期監督(僕の希望)

と、王イズムがしっかり継承されているのが、頼もしいです。

小久保氏のヘッドコーチ就任が、僕にとっては、21年シーズンへの最大の補強だと感じました。

21年の更なるピッチング・スタッフの充実を目指して

昨シーズン、圧倒的な投手力で、パリーグを制し、そして、その勢いそのままにGの打撃陣をねじ伏せたホークス投手陣ですが、5連覇に向けた更なる投手陣の充実を、僕なりに考えてみたいと思います。

昨年末で、長年先発の柱だったバンデンハーグ、そして日本シリーズ第3戦の快投が記憶に新しいムーアの両外国人投手が、退団となりました。

そこで、来季の先発投手陣は、オール日本人になる可能性がでてきました。

(新加入のコリンレイ投手がどうなるか? 未定ですが・・)

先発ローテ6枠のうち

先発4本柱の、千賀投手、東浜投手、石川投手、40歳の和田投手は、決まりとして、残りの2枠がどうなるか?だと思います。

候補としては、笠谷投手、大竹投手、先発に戻る高橋礼投手、同じく松本裕樹投手、そして二保投手あたりが挙がりそうです。

僕は、特に笠谷投手と大竹投手に期待したいと思います。 上記の4本柱で、左投げは和田投手だけなので、できれば、大竹、笠谷の両左がローテ入りすれば、左右のバランスがとてもいいような感じがします。 

笠谷は、昨シーズン序盤こそ、先発と中継ぎの併用でしたが、シーズンの最後4登板は、先発でしっかり試合を作っていたので、来シーズンは2桁勝利目指して飛躍してもらいたいです。

大竹投手は、昨シーズン2軍で安定したピッチングをし、最後のファーム日本選手権でも先発しているので、やはりもう一度、1軍でしっかり活躍してほしいです。

中継ぎ陣では、19年の大活躍、甲斐野投手の復活に期待したいところですが、ニュースによるともう少し時間がかかりそうです。 そして、19年同期トリオの坂東投手と泉投手にも引き続き期待したいところです。 

奮起を期待したい崖っぷち投手たち

逆に、このままでは21年シーズンは厳しい、崖っぷち投手を少しあげてみたいと思います。

その筆頭は、やはりエースナンバー18の武田翔太投手でしょうか? 
20年の成績は、7試合に登板して、2勝2敗、防御率6.48 自己ワーストの成績でした。

そして、ドラ1コンビの田中正義投手、高橋純平投手もホークスの分厚い投手層の中で、来年は生き残りのラストチャンスかもしれません。

3軍まであるホークスは投手のメンバーだけでも40名以上がいる中で、通常の1軍ベンチ入り投手枠は、10~11名程度なので、この充実した投手陣の中で、かなり厳しいサバイバルが21年も繰り広げられるでしょう。

楽しみな逸材も目白押し

そのほかにも、まだまだ逸材がいそうです。

そろそろ出てきてほしいスチュアート・ジュニア

千賀2世を目指す剛腕杉山一樹

そして、右のモイネロを目指す育成契約のキューバ出身ロドリゲスなどなど

今や質、量とも12球団一の豊富さを誇るホークス投手陣、それを操る工藤監督と3人のピッチングコーチ、21年シーズンも3点以下のチーム防御率で、V5連覇の達成を期待したいと思います。

球春到来が待ち遠しい3代目社長

去年の今頃は、例年通りキャンプイン直前の待ち遠しい時でした。 まさかその後、コロナ感染の急拡大で、シーズン開幕があれほど遅れるとは、あの時想像もできませんした。
今年は、With コロナの観戦スタイルのままでしょうが、スケジュール通りに日程が消化されていくのを願うばかりです。

まずは、シーズンの無事開幕を願い、そして、21年シーズンのホークスの展望の投手編を書いてみました。 読んでくださった方は、いつもありがとうございます。



この記事を書いた人

豆菓子屋の3代目の社長

豆菓子屋の3代目にして、無類の野球好き、主に地元の京セラドーム大阪で、福岡ソフトバンクホークス戦を熱烈観戦