ホークス日記 (2024年戦力分析・開幕スタメン予想編) vol. 17

新生小久保ホークスの2024年の戦力分析 (野手編 )

ミスターホークス小久保新監督の初陣は、どんな陣容?

ホークス大好き豆菓子屋の3代目、冨士屋製菓本舗の北野登己郎(きたのとみお)です。
いよいよ今週末3月29日(金)に京セラドーム大阪で開幕する2024年のプロ野球、小久保新監督が、どんな野球を魅せてくれるのか?
開幕が待ちきれませんが、まずはオープン戦でどれだけ昨季からの課題が克服されて、今季の展望がみえてきたのか?
オープン戦の成績と合わせて、開幕前第3弾として予想してみたいと思います。

新生小久保ホークス、2024年のオープン戦も本日、3/24のマツタスタジアムでの広島カープ戦で終了しました。
結果は、17試合で10勝5敗と、勝率 .667 で中日ドラゴンズと同率1位となりました。
所詮、オープン戦ですが、今季の課題がキャンプ、オープン戦とどれだけ、改善、底上げできそうなのか?

オープン戦のチーム防御率は、2.74とまずますだったと思います。
それでは、最大の課題の先発陣のめどがたったのでしょうか?
第1弾で書きました先発ローテーションの候補陣のオープン戦の成績を簡単にまとめてみました。

登板数投球回数被安打与四死球自責点防御率
有原航平13142.77
東浜 巨315.112100.00
和田 毅27.113278.59
大津 亮介276011.29
リバンモイネロ310.18132.61
大関 友久3117121.64
スチュワートジュニア297633.00
あえて勝敗数はあげていません。 被安打数と与四死球をあげて、どれだけ試合をつくれるかの参考としました。

上記を全般的にみて、与四死球がかなり改善されていると思います。
昨年のように、先発陣が早い回に四球でランナーをためて、痛打をあびるシーンをよくみせられましたが、
今季は昨季のような四球で自滅シーンを減らしてくれそうに期待したいですね。

その中でも東浜投手が抜群の安定感をみせてくれています。
先発転向のモイネロ投手は、スタミナがどうか心配ですが、3/17の西武戦では、5回打者22人に対して104球を投げているので、
問題なさそうです。
もう一人の先発転向の大津投手も、3/14の巨人戦で、6回、打者21人にたいして79球、8奪三振の見事な投球をみせてくれました。
大関投手も、防御率1.64と安定したピッチングをみせてくれたので、ローテーションの一角に入ってくれそうです。
スチュワート投手は、最初の登板では、制球に課題を残したものの、2度目の23日広島戦では、5回、72球で四球1個と改善されいる
ようですが、果たして本番でも同じような投球をしてくれるか?期待したいところです。

ここに今季はエースとして期待される有原投手と大ベテラン和田投手を加えると駒数は、充分に整った感じです。
さらに、石川投手と坂東投手が加われば、贅沢すぎる最強の先発陣は完成されることでしょう。


オープン戦の各投手成績の詳細は、こちらをご覧ください。

2024年の開幕スタメンは、どんなオーダー?


色々と物議をかもしたFA加入の山川選手、そして巨人からの助っ人アダム・ウォーカー選手が加わり、どれだけの重量打線が出来上がるのでしょうか?
(正直、中軸を打つ近藤選手、山川選手の二人が生え抜きでないのは、ちょっと寂しいですが・・)
オープン戦の最後は、「勝ちに行く」と言っていた小久保監督の開幕スタメンオーダーはどんな感じになるのでしょうか?

オープン戦の最後の2試合、広島戦が固定オーダーだったので、開幕スタメンはこんな感じになりそうです。

1 センター  周東右京
2  ショート  今宮健太
3 ライト  柳田 悠岐
4 ファースト 山川穂高
5 レフト  近藤健介
6 サード  栗原 陵矢
7 DH   アダム・ウォーカー
8 キャッチャー 甲斐拓也
9 セカンド  牧原大成

こうみると、左右のバランスもいいですね。
オープン戦を観る限りでは、チーム打率.248 得点66 本塁打18でホームラン数では
12チーム中トップでした。
その上、盗塁も14とよく走ってくれたと思います。

3番柳田選手から7番DHのウォーカー選手まで1発があるので、9番の牧原選手から2番今宮選手で、つないで
ランナーを溜めて、ビッグイニングをつくりたいところです。

そうそうここにまだ、中村晃選手が代打で控えているので、本当に贅沢な打線です。

若手の台頭は? フレッシュな新戦力は?


2024年予想の開幕スタメンオーダーを観る限りでは、2000年代初めのダイハード打線にも匹敵するぐらいの重量感ですが、
やはりここ数年のレギュラー陣の高齢化が気になります。
辛うじて栗原選手と周東選手が20代で、主力クラスは軒並み30代ですから、例えばオリックスのレギュラー陣と比較しても歴然と
しています。  オリックスなら、杉本裕太郎選手が30代で、残りはほぼ20代と言う布陣となっています。

レギュラーの壁が分厚いから、なかなか若手がチャンスがあるが、レギュラー奪取まで届かずに、世代交代が進まないのが
現実です。
結局は、FAでの補強頼みとなっています。

そんな中でV奪回を至上命題にしながら、小久保新監督は、どこまで若手にチャンスを与えて、育ててくれるのでしょうか?
オープン戦では、育成3銃士と注目された緒方理貢選手(背番号127⇒57)、仲田慶介選手(155⇒69)、川村友斗選手(132⇒61)の
3選手が、見事開幕前に支配下を勝ち取ってくれました。
まだまだシーズンでは戦力にはなりきれませんでしょうが、1軍、2軍を行ったり来たりしている伸び悩んでいる中堅、若手選手の
よい刺激になってもらいたいですね。




2024年3月29日、今季の開幕戦は、京セラドーム

冨士屋製菓本舗社長の写真
私と孫娘



いよいよ今週末の3月29日(金)18:00試合開始で、2024年福岡ソフトバンクホークスの一年が始まります。
昨年のクライマックスシリーズ・ファーストステージでの屈辱の敗退から、ホークスロスが約5ケ月間、
やっと始まるかと思うとワクワクしてきました。
まずは、3月29日からの京セラドーム大阪でお会いする皆さん、もちろん、バファローズファンのみなさんも含めて、よろしくお願いします。

今季は、頑張ってシーズン始まったら、観戦記や途中の戦力分析などをこのブログに書いて行きたいと
思いますので、引き続きよろしくお願いします。


この記事を書いた人

楽豆屋

冨士屋製菓本舗 です。創業は大正2年ですので大阪で豆菓子を製造し100年を超えました、豆菓子だけの製造業者は全国の中でも本当に少なくなっています。
その中でもシンプルな豆菓子を作り続け、新しい味を生み出すことに挑戦をしてきました。
科学的に作られた味に頼るのではなく、素材本来の味付けで豆菓子の種類を増やしていくのに四苦八苦しながらも楽しんでいます。
小規模でやっていることから小ロットでの製造を心掛け、豆菓子の新鮮さを保てるようにし提供先は目の届く範囲でさせていただいています。
皆さまとの対話の中で生まれた豆菓子などもあり、季節限定品なども製造しております。