自然の声が聞こえてくる

私たち冨士屋製菓本舗が生まれ育ったのは、
大阪の富田林市。
大阪の中心から電車で30分という立地ながら、
豊かな自然に抱かれています。
町の東側には四季折々美しい姿を見せる金剛山。
そこから流れ出る清冽な水、肥沃な土地、太陽の光。
ここに生きる木々も野菜も生き物も私たちも
富田林の恵まれた自然に育まれてきたのです。
人と自然が寄り添う日々の暮らし。
それは私たちの仕事の基本と言えるかもしれません。
例えば、健康を考えた食品づくりへの絶え間ない挑戦。
形や色だけで市場に出せない地元食材の活用。
その一つひとつは、
自然の声に対する私たちの明快な答なのです。

父と私と時々檸檬

友だちは、私をレモンちゃんと呼ぶ。
家が三代続くレモン農家だからだ。
父は、一人娘の私に継いで欲しかったらしいが、
私はパティシエに憧れ高校を卒業すると同時に
東京の専門学校に通うようになった。
「後継ぎをつかまえてくるんやったら、
東京へ行ってもええけどな」。
父の言葉には、半分本気で半分諦めが交じっていた。

父と私と時々檸檬

¥1,080(税込)

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